PROFIBUS-DPを構成するデバイスは3種類あり、それぞれ以下のように区別されています。

　・DPM1（クラス1のDPマスタ）
　　　PLCやPCに代表される中央コントローラで、スレーブとサイクリックに
　　　情報交換を行う。
　・DPM2（クラス2のDPマスタ）
　　　エンジニアリングデバイスや操作デバイス等で、保守や診断を目的として
　　　接続されたデバイスに対し計測値やデバイスステータスの要求を行う。
　・スレーブ
　　　I/Oデバイスやインバータ、バルブ等の周辺デバイスで、入力情報の収集や出力
　　　情報の送信を行う。

　PROFIBUS-DPでは、上記のDPM1とスレーブに通信保護機能を実装しています。
　保護機能は時間モニタリングの形で実装されており、DPM1ではData_Control_Timer
　によるスレーブのデータ伝送モニタによって、スレーブではウォッチドッグ制御に
　よって通信障害の検知を行っています。